「太地町立くじらの博物館」は目からうろこ

口コミの投稿者:yuxupontaさん
(和歌山県 43歳)

昨年の秋、嫁と二人で、和歌山巡りの旅に行きました。
普段私は仕事が忙しく、旅行の計画も嫁さん任せ。
その旅行先の一つに「くじらの博物館」、なるものがあり、そこがどういった所なのか、事前に全く知らないまま入場しました。
入場門まで行ってみると、大人の料金は一人1300円。
どうして、捕鯨の歴史とかくじらの剥製を見るだけのために、こんなにお金を取るのか。
高いよなー、と、内容を全く知らない私は博物館に入っていきました。

まず、やはり捕鯨の歴史やクジラの種類の紹介のパネル、クジラの赤ちゃんのホルマリン漬け、クジラの化石のようなものを館内で見て回りました。
すると、次に、イルカのショーが始まるというではありませんか。
「なんだ、そんなのもあるんだ。」と、思ってイルカのショーを見ました。イルカさんたちのする芸のレベルは「まあまあ楽しむことができる」、くらいのものでしたが、イルカのひれの説明のコーナーとかあり、そこは博物館らしいな、と思いました。
しかし、続いて「クジラのショー」という、今までに概念にさえなかったショーを、急に目の前で見ることになりました。
たしかに、明らかにイルカとは2回り位大きなクジラが、ひれの紹介をされたり、泳ぎ回ったり飛び跳ねたりしました。何せ図体がいるかよりも大きいので、ドベドベとしていて、ピチピチさはイルカには劣ります。
けれども、何せ珍しいものを見た、ということで結構満足しました。

しかしそのあと、さらに、驚きのコーナーが待っていました。
いけすの様なところで、イルカたちが泳いでいて、そのイルカたちにえさやりができるコーナーがありました。
小さなバケツに小魚が入っていて、本当にイルカの近くまで行って手やりでえさをあげられます。
そもそも博物館だけだと思っていた私は、イルカに触れ合えるのだから、もう大喜び。
バケツ2杯分の餌を買って、イルカたちにそれをきゃっきゃと言ってあげていました。するとしばらくして、なんだか変てこな姿のイルカも交じっているのに気が付きました。
くちばしがとがっていなくて、海坊主のように頭が丸く、これは鯨を小さくしたような生き物だなあ、というか、こいつら、くじらだ!。
そう、大人になっても小型のままでいるクジラもいて(そもそもくじらがイルカよりはるかに大きい生物だというのが思い込み)、それに気づかずに彼らにもえさをやっていたのでした。
まさか、人生でクジラに餌やりをする日が来るとは夢にも思ったことがなく、大変エキサイティングな一日でした。

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